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 笹原園のTOP > 造園豆知識 > 植木の病害虫とその駆除方法
 今の時期は毛虫などの害虫はほとんど見つける事が出来ないので、細菌性の病気をもった木を探していたところ、お客さんの所に
向かう道中、高速道路の高架下に、葉が真っ白?な寒椿を見つけました。
これは絶対におかしい、何かしらの病気に違いないと思い、仕事帰りに立ち寄り、写真とサンプルを持ち帰り調べたところ、どうやら
ハダニらしいということで、今回はハダニという害虫を紹介したいと思います。
 植物寄生性のダニには、ハダニ科、フシダニ科、ホコリダニ科、コナダニ科、などがありますが、ハダニ科だけでも70種程度いるそうです。
体色で大きく分けていて、体色の赤いリンゴハダニ、カンザワハダニ(お茶につく)、ミカンハダニ、赤色系のナミハダニ(野菜につく)などは
「アカダニ」と呼ばれています。
 また、ナミハダニの黄緑色系のように、色の薄い種類などは「シロダニ」と呼ばれています。
成虫で0.5o程度と小さく、主に葉裏に寄生して吸汁します。葉の吸汁された部分は表面から見ると、吸われた部分の葉緑素が抜けて、
針先でつついたような白い小斑点ができます。
多発すると小斑点が互いにくっついて、葉全体が白っぽくなってきます。
春〜秋の間に発生し、特に気温が高くて乾燥する夏季に多発するようです。
水に弱いので、夕立などがあると生息密度は下がります。
しかし、雨の当たらない軒下などは今回見つけた寒椿のように、全面白くなってしまうくらい被害が大きくなる可能性があるので、
注意が必要です。
 成虫は雄と雌がいて、雌は毎日数個の半透明で球状の卵を産卵し、生存期間中に100個前後の卵を産みます。
卵期間は2〜3日で、ふ化した幼虫は3回の脱皮をし、早い場合には15日前後には成虫になります。
雌は交尾しなくても産卵することが出来ます。この場合はすべて雄が生まれます。
無精卵は雄になるということです。交尾した雌の受精卵は雌となり無精卵は雄となります。
年間の発生回数は10〜13回もあります。条件の良い夏季には短期間に増殖して多発します。
冬季は西南暖地では成虫で越冬することもあるようですが、通常は卵の状態で越冬します。
多発すると糸を吐き出して、葉と葉の間に張り渡して、その上を多くのハダニが行き来するそうです。
このことから、ハダニがクモの仲間であることにうなずけます。ちゃんと足もクモと同じ8本あるそうです。
成虫になっても翅はないので、通常の移動は自分の脚で歩き回ることになるのですが、ふ化した小さな幼虫は風に飛ばされて、そのまま
遠くまで運ばれることもあるそうです。自分の糸を風にのせて移動するとか?
 水に弱いので、定期的に葉裏に散水して寄生数を減らすことはできますが、やはり薬剤散布をおすすめします。
ハダニはクモの仲間で、昆虫とは違うので、アブラムシや毛虫などの薬剤とはまったく異なるものを使います。
また、薬剤に対する抵抗力がつきやすい害虫なので、同じ薬剤を2回以上続けて散布しないようにし、2~3種類の薬剤を順番に
散布するとより効果的です。 
ケルセン乳剤40(1500倍)    
オサダン水和剤25(2000〜3000倍)粘着くん80(500倍)などがあます。7〜10日ごとに数回の散布が必要。
またアブラムシや毛虫などの殺虫剤をまきすぎると、ハダニの天敵を全滅させることになって、逆にハダニが激発することがあるので、
不必要な薬剤散布は控えましょう。
  ●春先一番に現れるアブラムシ
  ●今年気になる病原菌
  ●今年気になる病原菌『ごま色斑点病』
  ●不思議な害虫『アオバハゴロモ』
  ●サクラケムシ(モンクロシャチホコ)
  ●オオスカシバ
  ●すす病
  ●マツノザイセンチュウ
  ●うどんこ病
 
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