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■2016年3月のコラム
  こも巻き・こもについて
 今年は4年に一度の閏年で、特別な2月を終えてからの今月、皆さんこんにちは。
さて、ようやく暖かくなり、そろそろズボン下ともおさらばできるのかもしれないという期待をもちつつ、日々の仕事に
励んでいるわけですが、間も無く「啓蟄」を迎えますね!
読めますか?
こちら「けいちつ」と読みます。
二十四節気の1つで、虫たちが冬眠から目覚めて穴から出てくるような時期を言うそうです。
今年は3月5日がこれに当たるそうです。
また、この日をこも外しの日にするのが習わしとのことですので、今回はこも巻きについて少し紹介したいと
思います。

 こも巻きとは冬季、松に寄ってくる害虫マツカレハをおびき寄せるために松の根元に「こも」を巻くことです。
そもそもその「こも」って何?というと、今では藁で編んだシートですね。
かつてはマコモを使ったそうなんですが、私は見たことないです。すいません…。
それでこの「こも巻き」何でわざわざ害虫をおびき寄せるかというと、この「こも巻き」に寄りついて越冬した害虫を、
春前に「こも外し」をして一緒に燃やして駆除しようということなんです!
それがこの「啓蟄」!

 ただ、この「こも巻き」については今では害虫どころか益虫の方が多く寄り付くため効果がないという研究報告も
あるようでして何とも残念なこと。
でも、こも巻きした松を見ると「ああ、冬だなあ」とか風情は感じられるんですけどね。
いずれにしても、それほどに庭木を大切にしてきた心は受け継いでいきたいものです。
 
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